その他の研究施設


茨城大学理学部 環境調節実験室

理学部生物科学コースの共用施設でインキュベータが数台あります。熱帯性植物(野生イネなど)の冬期間の維持、発芽試験などに利用しています。

茨城大学・機器分析センター
タンパク質分析の際に、ここで液体窒素を購入しています。他にもいろいろな分析装置があるようですが、私たちの研究とはあまり関係がなさそうです。


農業環境技術研究所 つくばみらいFACE


将来予測される地球環境を野外で再現し、植物の応答を調べる研究施設 “FACE (フェイス)” です。FACEは、”Free-Air CO2 Enrichment Experiment” の略語です。CO2上昇実験は通常屋内(上にあるインキュベータ内など)で行うのですが、それだと光や風、土壌条件などが野外の状態とは大きく異なってしまいます。FACEはきわめて野生に近い状態でCO2上昇実験を行うことができます。私たちのグループは、大気中のCO2濃度が上昇したときにイネの窒素利用や葉群動態がどのように変化するのかを調べています。
(つくばみらいFACEのウェブサイトはこちら)

University of Illinois, SoyFACE


イリノイ大学が管理・運営しているFACEです。操作している環境はCO2と大気汚染物質(オゾン)です。はじめはCO2だけだったのですが、途中からオゾンを加えたことで、FACEは “Free-Air Concentration Enrichment Experiment” の略だということにしたそうです。オゾン濃度が上昇したときにダイズの群落光合成がどのように変化するのかを調べました。
(SoyFACEのウェブサイトはこちら)



Copyright College of Science, Ibaraki University © 2013| Last update | Oct 19, 2015